観音崎自然博物館 学芸員補助ボランティア
日時:8月〜9月

観音崎自然博物館は、県立観音崎公園の中にあり、照葉樹の豊かな森と東京湾唯一の岩礁海岸に囲まれ、多様性に富んだ森と
自然を有しています。ここでは、これらの豊かな森と海の自然を野外展示と位置づけ、エコミュージアムとして磯観察や
ウミホタルの観察などの活動も行っています。
観音崎自然博物館の学芸員補助として有志の部員が参加し、学芸員の仕事を体験しました。



活動部員感想:1年木谷

 私は、観音崎自然史博物館ボランティアに行く前日まで実家に帰省しており、慌ただしく準備することになってしまいました。 当日、私を含めボランティアに行くのが3人しかおらず、本当に役に立てるのかと不安になりました。そんな不安な気持ちのまま 電車に乗り、観音崎に向かいました。しかし、電車の中で先輩方とお話したり、先輩がクロワッサンをほどいて食べる奇行を見ているうちにそんな不安は無くなりました。

 観音崎自然史博物館でのボランティアの仕事は博物館の入り口や館内の掃除、タッチプールの準備、毎日来る団体の体験学習のお手伝い、閉館の準備など様々でした。 その中での海の観察会のときには、小学生や高校生の団体に怪我をさせないように注意したり、危険生物のアンドンクラゲがいないか確認したりしました。 子供たちはウミウシや魚を見て感動していました。空き時間では、海洋祭で展示する生物を採集するために海に潜ったり、先輩が趣味の写真撮影やサイクリグに出かけていました。  私達が観音崎に着く前に台風が来ていたので、海が最初の2日ほど濁っていました。海に潜って生物採集をしていると、多数のドチザメの住処に遭遇してしまいました。 私は、ドチザメがいるとは聞いていたものの恐怖を感じてしまい、逃げ出してしまいました。そのことを先輩に報告すると、先輩は嬉々としてドチザメの住処に突っ込んで行き、 ドチザメを捕まえてしまいました。そんな光景を眺めている内に恐怖が消え、私もドチザメの住処に突っ込みました。そして、先輩と合わせて6匹ものドチザメを採集する事ができました。

 私は、今回のボランティアで多くのことを経験し、成長することが出来た気がしまいました。来年は、もっと多くの人とボランティア活動をしたいです。あと、群れているドチザメの写真を撮りたいと思いました。



2011年度活動紹介